東京、大阪2会場でノングルテン米粉の製造と同加工品普及講習会

2019年10月31日 事業

東京、大阪2会場でノングルテン米粉の製造と同加工品普及講習会

日本米粉協会は10月25日(東京会場)、同29日(大阪会場)にノングルテン米粉の製造と同加工品普及講習会を開催しました。同講習会は、米粉に関わる基礎的なことからノングルテン米粉を使った加工食品の認知度と消費拡大を図ろうというもので、食品製造・加工業者や流通業者、米粉製造事業者、食品アレルギーに関心を持つ消費者、行政関係者、JA等原料米製造者などが東京会場には92人、大阪会場には65人参加しました。

写真①=雨の中、大勢の人が参加した東京会場の講習会(10月25日、TKP東京駅セントラルカンファレンスセンターホール)

写真①=雨の中、大勢の人が参加した東京会場の講習会(10月25日、TKP東京駅セントラルカンファレンスセンターホール)

ノングルテン米粉を使った加工食品の普及をめざす

日本米粉協会は、ノングルテン米粉認証については米粉本体のみでスタートしましたが、米粉の普及・消費拡大を図るためには、「ノングルテン米粉を使った加工食品」の認知度とともに消費拡大策を図る必要があります。そこで、グルテンフリー、ノングルテンの浸透とともに、食品の安全や小麦のコンタミネーション防止、HACCP等についても多くの方に見識を深めてもらうことが重要です。

そこで、講義では、米粉をめぐる内外の最新情勢から食物アレルギー、グルテンフリー等の基礎知識を学び、食品製造にとって不可欠な安全・コンタミ防止対策、来年6月に実施が迫っているHACCP対策等について、具体的な実例を交えて学びました。その上で、日本米粉協会が行っているノングルテン米粉認証と米粉加工品の登録への理解を求めました。昼食休憩を挟んで4時間近い長丁場の講習になりましたが、参加者は最後まで熱心に受講していました。

写真②=西日本を中心に65名参加した大阪会場の講習会(10月29日、TKPガーデンシティ新大阪)

写真②=西日本を中心に65名参加した大阪会場の講習会(10月29日、TKPガーデンシティ新大阪)

人気集めた検査キット実演や米粉製品展示

また、グルテンなど食品分析には不可欠な検査キットについてもメーカー3社(森永生科研、日本ハム、プリマハム)の協力を得て実演・展示が行われ、高い関心を集めていました。

写真④=検査キットメーカー3社(森永生科研、日本ハム、プリマハム)の協力を得て実施された実演コーナー(東京会場)

写真③=検査キットメーカー3社(森永生科研、日本ハム、プリマハム)の協力を得て実施された実演コーナー(東京会場)

さらに、日本米粉協会会員企業10社の協力を得て、米粉製品の展示も行われました。ノングルテン米粉認証を受けた3社の製品のほか、用途別推奨ロゴマークをつけた4社の製品など2会場計182点が展示され、参加者は興味深そうに手をとり、全製品がお持ち帰りされました。

写真③=日本米粉協会会員企業10社の協力を得て展示された米粉製品サンプル(大阪会場)

写真④=日本米粉協会会員企業10社の協力を得て展示された米粉製品サンプル(大阪会場)

受講者には修了証書を交付

受講者には修了証が交付されました。この修了証は、ノングルテン米粉を使用した米粉加工品の登録を日本米粉協会に申請する際の必要資料になります。

多岐にわたる内容を6氏が講義

講義の内容は次のとおりです。

①米粉をめぐる状況について
=農林水産省政策統括官付穀物課課長補佐・小俣範雄氏
②欧州米粉プロモーション活動と欧米のグルテンフリー食品市場調査
=NPO法人国内産米粉促進ネットワーク常任理事・萩田敏氏
③食物アレルギーと食物不耐症
=食物アレルギーの子をもつ親の会代表・武内澄子氏
④海外のグルテンフリー食品市場〜ノングルテン米粉製品の新たなる市場
=株式会社森永生科学研究所前社長博士(農学)・小路正博氏
⑤食品の安全、コンタミ防止対策とHACCPによる衛生管理について
=BMLフード・サイエンス第一コンサルティング本部本部長・藤田孝氏
⑥ノングルテン米粉認証と米粉加工品の登録
=日本米粉協会事務局長・高橋仙一郎氏
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