〈理事説明会〉米粉のノングルテン認証要領、用途別基準の検討状況を報告

2017年10月27日 事業

日本米粉協会は10月4日(水)に東京都千代田区のTKP神田ビジネスセンターで理事説明会を開催しました。7月から行ってきた米粉のノングルテン認証要領、用途別基準の委員会検討状況等を報告・説明し、理解をいただこうというものです。服部幸應会長をはじめ代理を含む9人の理事が出席しました。

はじめに島田圭一郎副会長が「7月から認証委員会、品質向上委員会を立ち上げ検討してきた。きょうは中間報告であるが、理事の方の忌憚のない意見をお聞かせ願いたい。今後も様々な分野の意見をお聞きし合意形成を図り、拙速に走らず案を固め、最終的には再度理事会にお諮りし決定したい」と開会あいさつしました。

その後、事務局がこれまでの日本米粉協会の活動状況報告、会員状況、今後の活動予定について概要を報告し、協議に入りました。
協議では、事務局がこれまで3回の認証委員会、2回の品質向上委員会で議論してきた米粉及び加工品のノングルテン認証要領、用途別基準の表示方法等について、現時点での集約状況を報告しました。

これを受けて理事からは次のような意見・要望等が出されました。

〈要旨〉
〇制度を運用していくためにしっかりした体制を構築してほしい。
〇原料米穀の供給には、検査等で支障がないようにしていただきたい。
〇米粉を拡大していくためには、間口を広くして多くの企業が参加しやすいようにしてほしい。
〇コンタミ防止はメーカーの責任として取り組んでいきたい。
〇中小の製品事業者にとってはハードルが高い。
〇米粉に1番、2番、3番の用途別基準が設けられて使い勝手が良くなった。

これまでの委員会検討結果等を報告した理事説明会(1)(10月4日、東京・神田)

これまでの委員会検討結果等を報告した理事説明会(2)(10月4日、東京・神田)

これらの意見・要望を反映して、委員会および事務局ではさらに検討を深めていきます。

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